なぜ近所のカフェが心地良いのか。極意を知る日曜の朝。
雨の土曜日から、今日は朝から快晴の東京。
自粛で曜日を忘れてしまっても、日曜日だけはわかりますね(笑。
朝ヨガ→駒沢公園をウオーキングをして、
馴染みのカフェにふらっと寄ってモーニングを。
私はバインミーのセット、夫はアボカドトースト。
今日はオープンエア席で。
朝の風が吹き抜けて、席間も空いているから開放感。
朝番スタッフのお姉さんとの程よい距離感の会話も、心地良い〜。
ああ、やっぱり落ち着く・・・
プレートも美味しかったし。
あまりに気持ちよくて、
食後のコーヒーを飲みながら、
つい夫に聞いてみたこと。
(私)”このお店って、なんでなんかふらっと寄りたくなるんだろうね?”
(夫)”みんなが好きなものがあってコミュニティー的な良さもあるからじゃない?”
さすが、マーケター的なロジカル回答。
でも、なんかもう一段、腑に落ちたくて、
お店のウェブサイトを初めてチェックしたら、
オーナーの山本宇一さんのコンセプトの言葉に極意がありました。
「何もかもが普通で、特別な店」
さらに、結びの言葉に脱帽。
「普通の店、日本代表」
そういうことか〜!
めちゃくちゃ腑に落ちて、
誰かに言いたくて、ついブログに書いた次第。
(お店紹介の言葉選びのセンスが抜群で、それにもしびれました!)
普通と特別
この相反する矛盾コンセプトを、
45年も前にカフェに落とし込んで浸透させた、
オーナーさんってすごいなあと。
しかも、日本代表と言うぐらいの、
突き抜けた普通ってかなり難しいけど、
具体的に知りたいな、と思ったら、続けてこんな言葉が。
「トレンドもブームも関係ない。
ここに何かあるのか、何もないのか
わからない。」
うー、深い。
わからないから人は惹かれ続けてしまう。
私がここのオムライスが無性に食べたくなるのは
そういうことだったのか!
今朝も近所の元サッカー選手がご家族で店内に入って来ましたが、
有名人だってきっとそうなのでしょうね。
そして、この普通で特別感は、接客からも感じるのがまたすごいところ。
”モーニング始めるんです〜”、と教えてくれたお姉さん。
私たちが行ったら、”あ、来てくれたんですね〜。”と。
お互い覚えてる(笑!
店長のお姉さんの接客も若いのにいつもさすが、と思うのですが、
今日は、出勤して来た時に、席から手を振ったら
振り返してくれただけでなく、
帰りもまた、ありがとうございました〜、と手を振ってくれました。
なんかね、ツボなんですよね。
この期間だから、なおさらのほっこり感。
普通で特別。
これって、これからの時代、
いろんな分野で人を虜にする極意かもしれない!と
すごく勉強になった朝でした。