スイスの渓谷で実感。自然音癒しの隠れた”ある”理由【ミナログ】
去年の今頃はスイスだったね〜、と
今朝も主人と話をしていたところでした。
日本の梅雨時期は、ヨーロッパは湿度もなく、
もっとも気持ち良い初夏の頃。
チューリッヒは山の気候なので、朝晩は少し冷え込みますが
朝のキリリとした空気は格別。
朝のお散歩コースは、近くの渓谷でした。
住宅街の中にあるので、世田谷の等々力渓谷の
チューリッヒ版のような感じ。
小川のせせらぎの音と、小鳥のさえずり、
そして、ここはヨーロッパと思うのは、
渓谷に響く教会の鐘の音、、、
全てがこれ以上ない強烈なデトックス空間。
もう渓谷に入った時から、
細胞がす〜〜っっと浄化される感覚ですね。
ここを通り抜ければ、頭からつま先までスッキリ！！！
ほぼ毎朝、ここを散歩して一日をスタートできるのは
何よりの贅沢なひと時でした。
というわけでこのチューリッヒのお散歩コースの動画、
ようやく編集できました！
3分弱と長い！ですが、
毎朝、この動画をみたら強力な浄化効果で
一日のクオリティーがアップすること間違いなしですよ。
ところで、
なぜ人間は、自然の中にいると癒されるのでしょう？
調べたらこんな記事を見つけました。
千葉大学の研究チームが
自然がもたらすリラックス効果について調査研究したところ、
森を散策したチームは、血圧、心拍数が低下したそう。
ま、これは想像つきますよね。
でも、なぜ？となると・・・
今注目のある「理由」がわかりました！
それは、人が太古から聞いてきた自然音、
可聴領域 20kHZ以上の音。
人間は20HZ~20kHZが可聴領域と言われていましたが、
それは都会での実験だったから。
自然音には、20kHZ以上の高周波数音が含まれていて、
それが人にリラックス効果をもたらすことがわかってきたそうです。
これは20kHZ以上が聞き取れる人と聞き取れない人
どちらにも効果があるそうです。
1/fのゆらぎ音効果に加えて、
自然の中のこの、知らざれる”隠れた音”に
ストレス低下の有用な理由があったのですね！
この研究、個人的にすごく実感できました。
実は私、耳が人より敏感なタイプなのです。
３歳からピアノをずっと習っていたのですが
実技よりも、聴音が得意で。
（ピアノは音大受験直前で辞めましたが・・・）
さらに長野育ちで、自然音に親しんできたので、
日本の繁華街や家電店の電子音が、かなりニガテ。
海外でホッとする理由は、この街の音はあるかもなあ、と
改めて思いました。
このチューリッヒの渓谷での朝の散歩は、
本当に貴重な大事な時間でしたね。
この渓谷を通り抜けると、穏やかな坂道になります。
落ち着いた色の建物と、庭に咲く花々と、
そしてこの青空！
本当に気持ちよい！歩いているだけの幸せ感。
そして、時間があるときはカフェで朝食をとりました。
カフェを見渡しても、決して年配の方だけでなく、
若い世代もスマホを見ながらゆっくりとコーヒーを飲んで、
朝の出勤に向かっていましたね。
私が乗ったトラムは、日本のような異常なラッシュ混雑もなし。
みな、朝もゆったりとしていて、日本とは大きく違う
「クオリティ・オブ・ライフ」の光景でした。
それにしても、１年って早いですね・・・😅
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