Mina Log - ミナログ -

デザイナーのプライベートブログ。世界から世田谷まで、猫達とのクオリティオブライフ。

家で職場シェア。リモートワークの夫との生活リズムが出来てきた。

今朝も、コーヒーを2つのサーモスに入れました。
1つは夫、1つは私。

それぞれフロアを分けてリモートワーク開始。
これが毎日のルーティーンになりつつあります。

 

誰もが想像しえなかった生活の変化
それぞれのご家庭で起きていると思います。

 

私ですら、昼夜の食事始め随分家のことが増えましたから、
お子様がいるお母さんたちは、本当に大変だとお察しします。

 

私は、ちょうど2月末までずっと出張や仕事が立て込んでいたので
3月からは、少し休みを取る予定でした。

 

が、同じ時期から夫が在宅勤務になり、
ずーーーーーーーーーー~っと夫と自宅にいることに。

 

私はもともとリモートワーク。
職場(自宅)は、パソコンの向こうの世界、癒しの福利厚生部員、ぐり君、と、はなちゃん。

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パソコン周りで私をいつも見守ってくれる猫たち。

新しいメンバーが増えて、猫も私も自分のスペースを譲ったり、我慢したり。
ちょっと疲れてきた・・・

このままではいけない!と、自粛の長期化に対応できるように、
色々と試みた結果、4月に入ってやっとリズムが出来てきました。

 

夫が好きそうな家事から習慣化した。

最初は家の仕組みがよく分からない夫でしたが、
夫が好きそうで、気分転換になりそうな家事から伝えて手伝ってもらうようにしました。

例えば、ゴミ出し。


まとめ方を根気よく伝えたら、朝、夫は必ず朝散歩に出かけるので、その際に出してもらうようにしました。

毎朝、お互いにスカイプやZOOM などの予定時間を伝え合い、私は夫のコール時間を外して、音の出る掃除機や洗濯を。掃除機かけは飛び散った猫の毛を取ったり、洗濯はホームクリーニングなど、少々スキルがいるので私がやるようにしました。

 

ランチが案外時間を取ることに。

私は早朝は海外との仕事もあるので、実質朝8時ぐらいから家事。
そこから、自分のズーム会議や、パソコン作業やらカタカタやっていると

下から

 

”お昼どうする~?”

 

と夫。

え?!もうお昼?

 

日中ひと仕事増えた!と最初の頃感じた、盲点は、ランチタイムでした。

今まで1人の時は、仕事が忙しければ食べないか、プロテイン飲んだり、プチトマトつまむとか、そんな感じでスキップしていたのですが、夫がいるとそうはいかない。
近所に食べに行くでも最低1時間はかかる。

特にうちの夫は、一食入魂ぐらいに食べることにパッション燃やしているので、ここは諦めて、家ではなるべくサラダやヘルシーなものを作ることにし、外に食べに行くランチは、わたしの運動!と割り切ることに。

 

なお、緊急事態宣言発令後は、近隣のお店もお弁当販売のみが多くなったので、夫が好きそうなお店にお弁当買いに行ってもらうようにして、私はお吸い物などを作るぐらいで、
多少時間セーブができるようになりました。

 

分担・交代制。できるところから協力してもらう。

 私も色々な時間で、ZOOMやスカイプ会議があるので、夕飯はお互いのスケジュールに合わせて交代制にしました。
すると、本棚からdanchuや、好きなレシピ本を眺めて嬉しそうにしているので、案外楽しみなのかも、と思いました。

最初は、私が普段買っているお店や、近隣の専門店のぞいたりで一緒に買い物をしていましたが、そのうち、外に出たくてしょうがない夫は、買い物行くよ~、と自発的に。
作りたいお献立のために喜んで出かけて買いに行くようになりました。

私も買い物リストを渡すのですが、渡した以上に色々と買ってきてしまうのが、難点ですが・・・これも私にとっては時間セーブになっています。


この間作ってくれた食事はこんな感じ。

danchuで見た、ポテトと椎茸のソテー。

 

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シンプルながら案外美味しい。

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家にあった、ブルガリアの赤ワインが安くて美味しいのにびっくり。


シンプルながら、病みつきな一品。さすがdanchu。
夫の方が本に忠実に作るので、非常に美味しいのですが、材料もきっちり同じものを同じ量にするので、食材が増える増える。

 

そして、お皿洗い。


”ビルゲイツも、ジェフベゾスもお皿洗いしながら頭を無にしてビジネスアイデアを思いつくんだって~”

 

と、どこかで見た情報を言うと、それからほとんどは洗ってくれるようになりました。 
面倒くさいお鍋などは、残してありますが・・・でも有難いですね。
そうか〜、などと言いながら、協力しようと思ってくれるのでしょうね。


家事について理解してくれるようになった。

 

共同自粛生活で良かったことは、ズバリ家のことを夫が学んでくれたこと。
夫は、仕事熱心で、今までも朝出かけて夜は夕飯を楽しみに21時ぐらいに帰ってくる生活。家のことは全く無関心でした。


魔法のように洗濯物はいつもタンスに入っていたし、備品も揃っていた。

 

が、この数ヶ月家にいて、家事も手伝ってくれるようになって、
色々と私が黙ってやっていたことを理解してくれるようになりました。

また、私も自分だけで背負っていて諦めていたことを、この状況で夫に協力を求めることを学び、負担が減って楽になりました。


結婚以来、こんなに一緒に家にいることはなかった、そんなご夫婦やご家族も多いと思います。


うちは、まあ、でこぼこな2人ですが、協力し合える相手がいるのはいいことだなと思いました。
また、私自身、家にいるだけで猛烈に仕事に傾いていたマインドが、

 

家庭や自分に向けられる良いきっかけ

 

になったのはとてもいい機会だったと思います。

ただ、まだやっとペースがつかめてきたところなので、自分自身のベストの時間管理を
模索中です。

ずっとやりたかった、自分の働き方改革もここで学べる良いチャンスです。